●岩盤浴(がんばんよく)とは、サウナ形式の風呂の一種です。

湯を使わない風呂のことです。
秋田県の玉川温泉が天然の岩盤(●北投石)浴場としては有名。
火山の噴気活動で熱せられた岩の上で寝転ぶことにより、遠赤外線効果により体を温めます。
大量の汗をかくことで、冷え性や代謝アップにも効果があると言われています。
体に溜まった、疲れやストレスは岩盤浴で洗い流しましょう。

●北投石(ほくとうせき)は、

台湾(中華民国)台北市北投区の北投温泉で発見された独特の鉱物の為、この名で呼ばれています。
世界でも北投温泉と、日本の秋田県・玉川温泉からしか産出されていません。

ラジウム等を含む放射性を持つ鉱物の一種で、
日本では1952年に、玉川温泉で産出する物も北投温泉の鉱物と同種であると認定され、
特別天然記念物に指定されています。

台湾でも、2000年に「自然文化景觀」に指定されています。
独立種ではなく、学術的には含鉛重晶石(硫酸バリウム)といいます。

採取は禁止されていますが、「末期癌も治す効果がある」などの理由で、
マスメディア等が取り上げたことから、盗掘が後を絶たず、
2004年には摘発された事例もあります。

現在、北投石の代替鉱石として、
オーストリアのバドガシュタイン鉱石(ラジウム鉱石)が注目されています。
他にも、麦飯石、シリカブラック、蛇紋石などもあります。



●岩盤浴の入浴方法と注意点

大量の汗が出るので、事前に水分を補給しましょう。
循環器系統に問題や障害がある場合には、
入浴は避けるか、あらかじめ医師に相談しておきましょう。
普段より体調が悪いときや、飲酒時は控えましょう。

40度程度に熱せられた岩盤の上にシーツやタオル、ゴザなどを敷いて、
まず、内蔵を温める感じでうつ伏せ寝で5〜10分、
次に仰向けで膝を立てて、5〜10分足の裏も温めます。
休憩を取りながら、2〜3回繰り返します。
ガウンの貸し出しなどを行う施設もあります。

入浴後は、水分補給をしっかり行い、ショックを避けるために体温の急激な変化を避けましょう。
(水風呂などに入らないように、そのままの帰宅を勧める施設もあります)
岩盤浴でかく汗は、汗腺からではなく、皮脂腺から出るので、
天然の保湿剤の役目もあり、洗い流さなくてもベトつきません。
発汗作用により新陳代謝の活発化が図れます。




具体的な薬事効能を示す施設もありますが、薬事法に触れる恐れや、
擬似科学的な効果を掲げるケースも多々見受けられるので注意が必要です。

最近では、都市部の繁華街の雑居ビルなどに、
手軽に岩盤浴が味わえるような装置を導入する店舗が増加して、
女性を中心に利用者を増やしています。

人工的な岩盤浴では、特殊な岩石の使用を宣伝する施設もありますが、
北投石などと違い、単に遠赤外線を放出するだけの岩石は数多く存在するので、
イメージに惑わされないようにしましょう。

※衛生面に問題のあると思われる店舗は避けましょう。


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