●マレーシアでは国民的に有名なハーブです。

トンカット・アリ(アリさんの杖)という名で親しまれ、
「100の病気を治す薬草」などとも呼ばれています。
学術名=Eurycoma longifolia
オランアスリ(森の住人)によって伝統的に男性のバイタリティーと欲求の増進のために、
その根を煎じて飲まれていました。

最近ではマレーシアのコンビニエンスストアなどでも、
栄養ドリンクとして販売されるようになり、
マレーシアでは、ほとんどの男性が知っているほど有名です。



バイオ研究の世界では、このトンカットアリの遺伝子を稲などの農作物に組み込み、
農薬を使用しなくても病気や害虫などの影響を受けずに、
丈夫に育つ稲などの研究が盛んに行われております。

主な特徴は、バイタリティーの増進、性欲のサポート、
遊離テストステロン(男性ホルモン)の分泌を促し、
精子の動きを活発にする、腎機能に効果があるなどと言われています。



●昔から原住民族「オランアスリ」達は飲んでいました。

トンカットアリは根を細かく砕き、煎じて飲みます。
それを愛飲している、オランアスリは、現在でも平均10人以上の大家族が珍しくありません。
昔は、このトンカットアリをジャングルから引き抜くときには、
神に祈りを捧げるような風習があったようです。



●供給制限があり、大変な貴重品です。

栽培することは非常に難しく、原料となるトンカットアリの根は全て野生のものに限られます。
しかも、トンカットアリは一般の人では数日間ジャングルに入ったとしても、
まず見つけることができない貴重なものです。

オランアスリなど、ジャングルに住む特定な人にしかその生息している場所は知られていません。
収穫には5年から10年位のものを選びます。
また、男性ホルモンに関与する成分(ユーリコマノンなど)は、
根の部分にしか含まれていないので、使用できる部分は、ほんの僅かしかありません。

●トンカットアリの生まれ故郷

マレーシアの熱帯雨林は地球上で唯一、氷河期に生命が途絶えることなく、
1億3000万年以上もの長い間、古代からの植物が現代も生き続けている力強い神秘的な地域です。
植物や野鳥の種類は、それぞれ数千種類以上も確認され、世界で一番豊富と言われています。
現在でも野生のゾウやトラなど多くの動物が生息しています。

●トンカットアリの生息地および特徴

マレーシア、インドシナ、スマトラ、ボルネオなどの、
熱帯雨林に野生するニガキ科の潅木の一種です。

中型で細長く成長すると高さ10メートルほどに達します。
枝がないことも多く、先端には赤茶色の葉柄が見えます。
葉は偶数羽状複葉で長さは1メートルに達します。
各複葉は30ないし40の小葉からなり、
各小葉は長さ約5〜20センチ、幅1.5〜6センチ位です。

花は両性花で、小さな花弁は細かい柔毛におおわれています。
果実は硬く、長さ約1〜2センチほどの楕円形で、
初めのうちは黄土色をしているが熟すと茶色がかった赤色になります。

どの部分も苦味があり、根は地元民により薬として広く用いられ、
解熱、産後回復、炎症性の腫れ物、創傷、潰瘍、梅毒、歯肉出血の治療などに効果を発揮します。


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