●太古の昔から人参は薬として用いられてきた植物です。

中国の最古の薬物書「神農本草経・しんのうほんぞうきょう」には、
薬用人参は肝・心・脾・腎・肺の五臓に気を補うと記載してあります。
二千年以上前から、漢方などの伝統医療で、
滋養強壮、疲労回復、胃の強化、冷え性、虚弱体質などの症状に効果があるとされ、
人参を煎じて飲み、健康的で美しくあるために役立てられてきました。

薬用人参は普段食べている食用人参とは別物で、
食用人参はセリ科ですが、薬用人参は、ウコギ科の地下茎が枯れない多年草です。



●薬用人参で有名なのは高麗人参で別名を朝鮮人参ともいいます。

学名「パナックス・ジンセン」といい、ギリシャ語で「万能薬」という意味です。
滋養強壮、ストレス緩和、冷え予防、生活習慣病の改善など、その名の通り働きは万能です。

成分の一つであるサポニンは水溶性で泡立つ特性を持つ成分の総称で、
茶や大豆など多くの植物にも含まれています。
人参特有のサポニンは細胞や内臓の機能を活発にして、
体調を整える他、精神を落ちつかせる働きもあります。

高麗人参にはサポニン以外にも、
アミノ酸、ビタミン類やミネラル類など多くの特有成分が含まれています。
それらの成分が相互的に働くことによって、
高麗人参の幅広い健康効果が得られると考えられています。



●「田七人参」とは、

「田七人参」でんしちにんじん=中国雲南省の高地でしか採取できず
しかも収穫に3年〜7年も掛かるために希少価値から高価であり、
王侯貴族や一部特権階級の人々だけが愛用でき、
不老長寿の秘薬として珍重された人参の王様です。
中国政府が1960年代まで輸出禁止にしていました。



●エゾウコギとは、

ロシア東部や、朝鮮半島、北海道北部などにしか自生せず、人工栽培できない植物。
高麗人参の仲間で、極寒の自然環境にも耐える強い生命力を持っています。
旧ソ連のオリンピック選手や宇宙飛行士が愛用していたのが明らかになり 注目されるようになりました。


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