●ランゲルハンス島

膵(すい)臓の中で「インスリン」および「グルカゴン」を分泌する細胞の塊です。
別名を膵島(すいとう)とい言います。

膵臓の中以外で、地球上に「ランゲルハンス島」と言う名前の島は実在しません。



●膵島(すいとう)は、「ラ島」とも略記されます。

膵臓の組織内に島状に散在する内分泌性細胞群で、
19世紀のドイツの病理学者ランゲルハンス(P. Langerhans)が発見し、
島islands(英語)、Inseln(ドイツ語)と命名しました。

人体より摘出した膵臓から、ランゲルハンス島(膵島)を分離して、
糖尿病患者に移植可能になっているそうです。



●ランゲルハンス島の直径は約50〜200ミクロン

その数は膵臓全体で約20万個から200万個といわれています。

ランゲルハンス島の細胞群は、
血糖を高める作用のあるグルカゴンというホルモンを分泌するA(アルファ)細胞、
インスリンを分泌するB(ベータ)細胞、
そして「インスリン」や「グルカゴン」の分泌を抑制する
「ソマトスタチン」というホルモンを分泌するD(デルタ)細胞の三種類に分類されています。



●インスリン

血液中のブドウ糖(血糖)を、細胞内にエネルギーとして取り込む際に重要な役割を果たします。
ブドウ糖を脂肪やグリコーゲンにして蓄えたりもします。

●グルカゴン

血糖を上昇させるホルモンで、
インスリンと協力して作用し、糖代謝に重要な役割を果しています。

●ソマトスタチン

脳の視床下部や、膵臓のランゲルハンス島、消化管の内分泌細胞などから分泌されるホルモンで、 主な働きは、下垂体からの成長ホルモンの分泌や、 ランゲルハンス島からのインスリンやグルカゴンの生産・分泌を制御したり、 消化管からの栄養の吸収をコントロールします。


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