●中性脂肪はエネルギーにならなかったブドウ糖

エネルギー源の炭水化物が細かく分解されると、最期にはブドウ糖になりますが、
ブドウ糖がエネルギーとして使われずに体の中に蓄積されたままになると、
自動的に中性脂肪へと変身するシステムが備わっています。

理由は、中性脂肪に姿を変えた方が、体積が少なくてすむからです。
しかし、体積が少なくても、大量の中性脂肪になれば、「太った」となるわけです。



●脂肪は熱を通しにくい断熱材。

体を冷やすとどうしてもその体を保護するために、脂肪が付きやすくなります。
夏の間、食欲が出なくてバテ気味でも、秋になると急に食欲が旺盛になるのは、
体が、寒い冬に備えて脂肪を貯め込もうとする自然の節理からです。



●「内臓脂肪」がリスクが高い

肥満は皮下脂肪が蓄積した状態と考えられていましたが、
腹腔内にも脂肪が蓄積する「内臓脂肪」が判明しています。
内臓脂肪が蓄積するタイプの肥満は、
糖尿病、高脂血症、高血圧、動脈硬化性疾患などの頻度が高い
「被害の大きい肥満」であることが明らかになっています。



●脂肪の消化・吸収は糖質やタンパク質より複雑です。

  豚肉や牛肉の脂、バターやサラダオイルなど、
食物の中に存在する脂肪の多くは中性脂肪の形で取り込まれます。

食事により体内に入った脂肪の一部は唾液で分解され胃で乳化されます。
次に、小腸で、胆汁と腸液に含まれる脂肪分解酵素の働きにより、
脂肪酸とグリセリンに加水分解されて吸収されます。

その後リンパ管を経て肝臓へ送られ、血液に乗って脂肪細胞に運ばれます。
脂肪は糖質より効率のよいエネルギー源となります。
主にエネルギーとして使われるのは脂肪酸です。


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