●肥満とは

一般的に、太っていることです。
正常な状態に比べて体重が多く、
体脂肪が過剰に蓄積した状況を言います。
主にヒトを含めた哺乳類が対象です。



●体重による肥満の診断と体脂肪率

標準体重より20%以上体重が超過すれば肥満と呼びます。
しかし、身長と体重から単純に計算された値では、
大体の目安にはなっても、
これだけでは肥満の種類(病名)がハッキリとせず
医学的に明確にする判定基準の必要性から、
体脂肪率による診断と併用することがあります。



●適正な体脂肪率

男性では15〜19%、女性では20〜25%。
これを下回ると低脂肪で、上回ると肥満となります。
体脂肪率を用いれば、隠れ肥満を知ることができ、
また、筋肉質なのか脂肪過多なのかも分かります。
しかし、まだ、それでも本当の正確な数値ではありません。



●肥満による健康への影響

肥満は数多くの疾患を招く予備軍になり、
特に、皮下脂肪型よりも内臓脂肪型のほうが、
数ある合併症への頻度が大きくなります。

●単純性肥満

身長は年齢相当で、精神運動発達も正常であるのに
運動不足やエネルギーの摂取過剰が原因の場合。
小児では両親のいずれか一方が肥満体のことが多いようです。

●病的肥満

呼吸や歩行などが困難になり、重症となった肥満のことで、
場合によっては手術の必要性があります。

●症候性肥満

一部として、
副腎皮質ステロイド薬などの過剰摂取による、薬物の副作用から起きる薬物性肥満や
代謝異常や内分泌疾患から肥満になることです。

●単純性肥満は肥満の約90%を占める。

小児の肥満も最近増加しています。
小学生では、男子の10%、女子の8〜9%が肥満であって、その9割以上が単純性肥満です。

●原因と治療

単純性肥満の原因は、
間違いなくエネルギー摂取過剰(食べ過ぎ)と運動不足が原因です。
治療は、当然、食事制限と運動療法が主になります。

●肥満の家系

すぐに太る人や、
逆に、いくら食べても太りにくい人が存在することから、
遺伝的要因も考えられています。
脂肪細胞から分泌される肥満遺伝子ホルモン「レプチン」なども発見されています。


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