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<title>北海道を軽四で走る</title>
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<modified>2007-10-20T08:27:04Z</modified>
<tagline>1971年5月、一人で軽四輪を駆り自動車旅行。
京都・敦賀からフェリーで小樽へ。
稚内、網走と北北海道を走破し知床へ。
そこで起きた大事故発生の話。</tagline>
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<title>●五日目、その七。</title>
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<![CDATA[<p>フロントガラスはグシャッとつぶれ、赤茶色ものがべっとり。<br />
それを見たとたん、てっきり頭が裂けて血が流れていると思った。</p>

<p>しかし、激しい痛みなどを感じなかったので、<br />
気持ちを落ちつかせ、もう一度前を見直した。<br />
よく見ると、オイル状のものが流れ出していた。</p>

<p>とっさに、「ヤバイ、車が燃える」と思い、<br />
狭い車内で、逆さの体勢を何とか立て直し、<br />
キーの差込み部分を探して、エンジン・スイッチを切り、<br />
キーを引き抜いて急いで車の外に出て、その場を離れた。<br />
意外と、すんなりドアは開いた。</p>

<p>体調不良のため、<br />
車のスピードをあまり出していなかったのが不幸中の幸いなのか、<br />
転落した場所は崖下ではなく、<br />
山道から1m程下の「だんだん畑」らしき場所の一番上の部分に落下していた。</p>

<p>もう少し、転がっていれば、　その向こうは断崖絶壁。<br />
間違いなく知床の海へ転落死。九死に一生を得るとはまさしくこのことである。<br />
</p>]]>

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<title>●五日目、その八。</title>
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<![CDATA[<p>この時代、道交法でシートベルト装着は、まだ義務づけられておらず、<br />
エアバッグが装備されている車なども皆無状態であった。<br />
にも関わらず、なぜか身体の部分で痛みを感じる箇所はなかった。</p>

<p>ホンダZは、亀が腹を見せてひっくり返ったような姿で、<br />
タイヤだけがゆっくりと空転していた。<br />
車が燃え上がるようなことにはならなかった。</p>

<p>今、思うと、普通の運動神経の人間が、<br />
タイヤの回転が止まり切らないような、わずかな時間内に、状況判断を下し、<br />
しかも逆さまになっている車のエンジンを切り、キーを抜き外に逃げ出すなど、<br />
機敏に行動を起こしていたのだから、「火事場のなんとか力」というように、<br />
人の緊急事態への適応能力は想像を超えるものがあるなと自分ながら驚いている。<br />
</p>]]>

</content>
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<title>ピッチャー・朝倉、ミニバイクと衝突事故。</title>
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<modified>2007-10-10T02:40:33Z</modified>
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<summary type="text/plain">クライマックスシリ−ズを目前に控えており、 大事故でなくてホットしています。 運...</summary>
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<dc:subject>車・バイクのニュース</dc:subject>
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<![CDATA[<p>クライマックスシリ−ズを目前に控えており、<br />
大事故でなくてホットしています。</p>

<p>運転手付きの車で球場入りすることは出来ないのでしょうか。<br />
スター選手、特に投手の場合は、<br />
自ら運転することは控えるべきです。</p>

<p>事故処理などで事情聴取を受けてる時間に、<br />
どれだけ練習できますか。<br />
もしかすると、その時間に、映画や小説のように<br />
新魔球を開発することが出来るかもわからないのに。</p>

<p>本当に色々なことでリスクが大きいと思いますよ。</p>]]>
<![CDATA[<p>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071010-00000003-mai-soci<br />
 <br />
名古屋市東区の交差点で９日、<br />
プロ野球・中日ドラゴンズの朝倉健太投手（２６）の乗用車と,<br />
原付きバイクの男性が出合い頭に衝突し、男性がけがをした。<br />
朝倉投手はナゴヤドームで練習を終えた帰りで、けがはなかった。</p>]]>
</content>
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<title>●五日目、その九。</title>
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<modified>2007-10-10T02:40:34Z</modified>
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<summary type="text/plain">あたりを見回しても真っ暗な山道。 当時の流行歌の一節のように、遠くに羅臼村の明か...</summary>
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<dc:subject>北海道を走る</dc:subject>
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<![CDATA[<p>あたりを見回しても真っ暗な山道。<br />
当時の流行歌の一節のように、遠くに羅臼村の明かりが小さく見えるだけ。<br />
本来なら美しい夜景を味わう観光客気分なのだろうが、それは、すぐに絶望感に変わった。</p>

<p>携帯電話など当然なく、早く何かの方法で、誰かに連絡をつけて、助けを呼ばなくてはと思い、<br />
「これはヤバい」「こんなところで大変な事になった」「どうすればいいんだ」と本当にあせった。</p>

<p>とにもかくにも這ってでも、何時間かかろうが、なんとか山を下りなければならないと思い<br />
どこかで車や人に出くわすことに期待しよう。と気を取り直し、<br />
車はそのままにして、山道を歩きはじめた。</p>

<p>それでも、人の欲というものは、卑しく、<br />
こんな緊急事態にも関わらず、気が付くと、手には、いつのまにか、<br />
壊れているかも知れない、「ニコン」を、しっかりと握っていた。<br />
</p>]]>

</content>
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<title>安倍なつみ、人身事故で「申し訳なく思っています」</title>
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<modified>2007-10-10T02:40:33Z</modified>
<issued>2007-10-08T15:11:44Z</issued>
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<summary type="text/plain">交通事故は、十分注意していてもあてられる「もらい事故」もあります。 追突事故でも...</summary>
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<dc:subject>車・バイクのニュース</dc:subject>
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<![CDATA[<p>交通事故は、十分注意していてもあてられる「もらい事故」もあります。<br />
追突事故でもない限りは、衝突や接触事故においては、<br />
「安全運転義務違反」という項目が必ずつきます。</p>

<p>見つからなければ、検挙されなければラッキーなどというものではなく、<br />
車やバイクなどの運転には、充分な注意が必要です。</p>

<p>また、安全確認は基本中の基本ですが、一番、怠ることが多いようです。<br />
確かに、運、不運もありますが、事故は本当に滅入ります。</p>]]>
<![CDATA[<p>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071008-00000935-san-ent<br />
 <br />
人気アイドルグループ「モーニング娘。」の元メンバー、<br />
タレントの安倍なつみ（２６）が今月７日、自動車を運転中にバイクの男性と接触し、<br />
男性にけがを負わせていたことが８日、分かった。<br />
警視庁渋谷署は安倍の安全確認が不十分だった疑いがあるとして、<br />
道路交通法違反と自動車運転過失傷害容疑で安倍を書類送検する方針。</p>]]>
</content>
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<title>「ノリック」が交通事故で死亡。</title>
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<modified>2007-10-10T02:40:33Z</modified>
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<summary type="text/plain">プロのライダーが公道の交通事故で死亡するのは珍しい。 レース場と違い、「危険がい...</summary>
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<dc:subject>車・バイクのニュース</dc:subject>
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<![CDATA[<p>プロのライダーが公道の交通事故で死亡するのは珍しい。<br />
レース場と違い、「危険がいっぱいの道路は怖くて走れない」などと言っていましたが、<br />
阿部選手のミスではなく、恐らくは、相手の過失が大きいハズとは思います。</p>

<p>いずれにしても事故は「あっ」という間に起きるので、<br />
いくら訓練していても避けようがなかったのでしょう。<br />
レーサーが、公道の事故で命を落とすのは無念であったと思われます。</p>]]>
<![CDATA[<p>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071008-00000002-rps-moto</p>

<p>ロードレース世界選手権で優勝経験を持つ、<br />
「ノリック」こと、阿部典史さんが、川崎市内で大型バイクを運転中、<br />
4トントラックと衝突、病院に搬送されたが死亡した。<br />
</p>]]>
</content>
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<title>●五日目、その十。</title>
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<modified>2007-10-10T02:40:33Z</modified>
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<summary type="text/plain">不思議なモノで、この時には、事故によるパニック状態が、 ショック療法のような効果...</summary>
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<![CDATA[<p>不思議なモノで、この時には、事故によるパニック状態が、<br />
ショック療法のような効果を発揮したのか、あの体調不良は何だったのかとばかりに、<br />
なぜか事故以前より元気になっていた。たぶん、ハイになっていたのだろう。</p>

<p>羅臼の町までの距離など知る由もなかったが、<br />
知らぬ間に競歩ランナーのような早さで歩いていた。</p>

<p>ところが、山道のカーブを三つか四つ、曲がった時、<br />
道から少しはずれた場所に、いきなり複数の明かりが見えた。</p>

<p>思えば怖い話だが、何の確認もせず、何の躊躇もせずに、<br />
あまりにも早い「天の助け」とばかりに、ワラをも掴む気持ちで明かりに近づいた。<br />
この際、助けを乞うのは誰でもよかった。<br />
</p>]]>

</content>
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<title>●五日目、その十一。</title>
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<modified>2007-10-10T02:40:33Z</modified>
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<![CDATA[<p>アルコール特有の匂いのする中、大声が響いて、大勢が騒いでいた。<br />
急いで、その内の一人に近づいて声をかけ、いきさつを手短に伝えた。<br />
相手も、一瞬驚いてはいたが、やがて、お互いの自己紹介で身分が判明。</p>

<p>何名いるのか正確には分らなかったが、<br />
陸上自衛隊・美幌六連隊が訓練とレジャーを兼ねて、<br />
野営をしているとの説明を受けた。</p>

<p>またまた、何という幸運か。と同時に、<br />
転落現場から、こんなに近くに、大勢の自衛隊員が、<br />
キャンプを張っていることなど、全く確認できていなかったことを不思議に感じた。</p>

<p>いくら薄暗い山道でも、人数からして、見つけられたはずなのだが。<br />
上りの時に、まったく気配は感じられなかった。<br />
余程、夢中で走っていたに違いない。</p>]]>

</content>
</entry>
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<title>●五日目、その十二。映画「悪魔の追跡」</title>
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<modified>2007-10-11T04:57:21Z</modified>
<issued>2007-10-11T04:55:54Z</issued>
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<![CDATA[<p>余談になるが、相当昔に、確か、ピーターフォンダ主演のハリウッド映画で、<br />
「悪魔の追跡」という映画を観た事がある。</p>

<p>内容は、キャンピングカーで男女四人が旅行に出かけ、道に迷い、明かりの元に辿り着くと、<br />
それは、宗教集団のミサの会場であり、その現場を見たために、<br />
それが原因で何日間も付きまとわれ、<br />
主人公を含む四人が次々と襲われるというストリーであった。</p>

<p>「助かった」と思った瞬間、体の力が抜け、思わず涙が出そうになった。<br />
事情を説明すると、すぐに「解った、とりあえず、みんなで車を引き上げよう」と、<br />
リーダーらしき人物の指示で、ほとんどの隊員が、車が落ちた場所まで駆けつけてくれた。</p>

<p>手際よく発電機とライトを設置して現場を照らし、ひっくり返っていた車をもとに戻し、<br />
大勢の隊員がホンダZをぐるっと囲み、「祭り神輿」のように担いで、山道まで持ち上げた。<br />
</p>]]>

</content>
</entry>
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<title>●五日目、その十三。</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://t-com.main.jp/car/archives/2007/10/post_24.html" />
<modified>2007-10-11T23:33:56Z</modified>
<issued>2007-10-11T23:32:27Z</issued>
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<created>2007-10-11T23:32:27Z</created>
<summary type="text/plain">いくら軽四輪車といえども、重量500kg以上はある自動車が、 大袈裟な機械など使...</summary>
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<![CDATA[<p>いくら軽四輪車といえども、重量500kg以上はある自動車が、<br />
大袈裟な機械など使わずに、人の力だけで軽々と持ち上がったのには驚いた。</p>

<p>Zは山道に鎮座していた。フロントガラスが潰れ落ち、屋根の一部もへこんでいた。<br />
気にはなったが、車体の細かい部分のダメージなどを確認する余裕はなかった。</p>

<p>リーダー格の隊員が、「兄ちゃん、早くエンジン掛けてみな」と言ったので、<br />
思わず「ハイ」と返事をして車に乗り込み、慌ててジーンズのポケットからキーを取り出し、<br />
「頼む掛かってくれ」と願い、キーをひねった。</p>

<p>すると以外にもZは、「ブォーン」と何事もなかったように、エンジン音を響かせて蘇った。<br />
「オオ、掛かった、掛かった」救出に関わった、ほぼ全員の自衛隊員が、<br />
自分の事のように喜んでくれた。拍手も聞こえた。</p>]]>

</content>
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<title>●五日目、その十四。</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://t-com.main.jp/car/archives/2007/10/post_25.html" />
<modified>2007-10-13T16:19:51Z</modified>
<issued>2007-10-13T16:15:49Z</issued>
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<summary type="text/plain">すぐに、リーダー格の隊員が、 「早く、このまま羅臼のガソリンスタンドまで行って修...</summary>
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<![CDATA[<p>すぐに、リーダー格の隊員が、<br />
「早く、このまま羅臼のガソリンスタンドまで行って修理してもらえ」<br />
と言ったのに続いて、「エンストさせないように慎重にな」<br />
「オイルが漏れとるからオーバーヒートさせたらおシャカやぞ」<br />
「スピード出すなよ」「ゆっくりな」「気をつけてな」などと、<br />
他にも大勢の声が聞こえた。</p>

<p>私は何度も何度も頭を下げて、<br />
「ありがとうございます」「助かりました」「お世話になりました」<br />
この三つの言葉しか知らないのかと思うほど、<br />
繰り返し言っていたことだけは、今でもハッキリと覚えている。<br />
</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>●五日目、その十五。</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://t-com.main.jp/car/archives/2007/10/post_26.html" />
<modified>2007-10-17T15:07:38Z</modified>
<issued>2007-10-17T15:06:44Z</issued>
<id>tag:t-com.main.jp,2007:/car/13.776</id>
<created>2007-10-17T15:06:44Z</created>
<summary type="text/plain">ホンダZは再び山を下りはじめた。早く走りたい気持ちを抑えて。 後続車があれば間違...</summary>
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<dc:subject>北海道を走る</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://t-com.main.jp/car/">
<![CDATA[<p>ホンダZは再び山を下りはじめた。早く走りたい気持ちを抑えて。<br />
後続車があれば間違いなく、パッシングの嵐をうけるような遅い速度で。<br />
登りの時に比べて、いっそう細く長く感じられる山道をひたすら下った。</p>

<p>午後11時頃、やっとの思いで羅臼のガソリンスタンドに到着した。<br />
ところが、看板の電気は点いてはいるものの、<br />
店舗にはカギが掛かり人の気配がせず、無人状態になっていた。</p>

<p>あたりをよく見ると、民家の灯りもついておらず、町というより、村全体はすでに眠っていた。<br />
また、公衆電話で自宅に緊急長距離電話をしようとしても、<br />
ガソリンスタンドなのに電話も見あたらないのである。</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>●ホンダS800について。</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://t-com.main.jp/car/archives/2007/10/s800.html" />
<modified>2007-10-17T15:17:48Z</modified>
<issued>2007-10-17T15:12:12Z</issued>
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<created>2007-10-17T15:12:12Z</created>
<summary type="text/plain">デビューは1966年　水冷直列4気筒DOHCエンジン搭載　 排気量791cc　モ...</summary>
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<email>a_methy@yahoo.co.jp </email>
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<dc:subject>青春</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://t-com.main.jp/car/">
<![CDATA[<p>デビューは1966年　水冷直列4気筒DOHCエンジン搭載　<br />
排気量791cc　モデル形式はクーペ、オープンとS800Ｍの3モデルが存在していた。<br />
「動く精密機械」的なインパクトを与えた小型スポーツカー。<br />
現在でも熱狂的S8（エスハチ）マニアは多く存在する。</p>

<p>モナコ王妃となった、グレスケリーもエスハチを愛車として使用していました。<br />
日本での当時のホンダの人気レーサーは生沢撤。</p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>●五日目、その十六。</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://t-com.main.jp/car/archives/2007/10/post_27.html" />
<modified>2007-10-18T09:19:19Z</modified>
<issued>2007-10-18T09:16:02Z</issued>
<id>tag:t-com.main.jp,2007:/car/13.778</id>
<created>2007-10-18T09:16:02Z</created>
<summary type="text/plain">一難去って、また一難とはこのことか。 どこかの家に事情を説明して、助けを乞い、 ...</summary>
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<name>t-com</name>

<email>a_methy@yahoo.co.jp </email>
</author>
<dc:subject>北海道を走る</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://t-com.main.jp/car/">
<![CDATA[<p>一難去って、また一難とはこのことか。<br />
どこかの家に事情を説明して、助けを乞い、<br />
せめて、電話だけでも借りようかとも思ったが、<br />
「深夜に迷惑だろうし」「不審者と思われても困るし」などと、<br />
緊急の場合なのに、グダグダ思慮して悩んでいる自分の優柔不断さを嘆いた。</p>

<p>それでも、事故発生時とは、心理状態は雲泥の差。<br />
命拾いしたスグというのに、車が走行可能なのが解ると、<br />
勝手なもので、事情聴取で足止めされたり、<br />
事故現場に立ち会わされたりすると、色々面倒なことになるので、<br />
けが人もいないし、壊れたモノは自分の車だけの自損事故なので、<br />
「まあいいか」と警察への連絡もためらった。<br />
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<title>●五日目、その十七。</title>
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<dc:subject>北海道を走る</dc:subject>
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<![CDATA[<p>もう少し走れば大きな町まで行けるのでは、とも考えたが<br />
道路地図だけがたよりで土地勘などが全く無く、<br />
オイル漏れしているエンジンの耐久性に不安もあり、<br />
せっかくここまで何とか走って来れたのだから、自衛隊員が言っていたように、<br />
このガソリンスタンドで朝まで待って、何とかしようと腹を据えた。</p>

<p>なにぶんにもフロントガラスを破損しているので、いたずらや盗難に遭えば、<br />
これはこれで、また厄介なことになると思うと車から離れる事も出来ず、<br />
しかたなく、ガソリンスタンドの駐車場に停めたZの中で夜明けを待った。</p>

<p>五月半ばで、それほど寒くはなかったが、<br />
疲労しているにもかかわらず、不安と心細さが先に立ち、さすがに熟睡は出来なかった。<br />
</p>]]>

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